娘のポーランド人アイデンティティ計画!日本とポーランドとカナダのハーフ?

※バイリンガル育児については正解はありません。それぞれのお子さんによって違います。ここでは私の個人的な経験と見解を書いています。※
【娘のポーランド人アイデンティティ計画!】

ポーランドの親族と交流することで、娘の自分自身に対する理解や気持ちが少しずつ変わってきました。
・娘が幼稚園のとき
・2012年ごろ、娘(当時9才)
・2018年の夏休み
・2024年の5月

娘が幼稚園のとき

私は娘に「〇〇ちゃんのパパはポーランド人だから、〇〇ちゃんも半分はポーランド人なんだよ」と言ったことがあります。
そうしたら、娘は突然「私はポーランド人じゃない!」って泣き出してしまいました。

2012年ごろ、娘(当時9才)

初めてポーランドのイトコと夏休みを過ごして、イトコが帰国してからの話。
ある日、ふと娘が「〇〇(娘のこと)はね、日本とポーランドとカナダのハーフなんだよ。」と言いました。
その言葉に少し驚きながらも、「ハーフっていうのは、半分と半分という意味だよ。ママが日本人、パパがポーランド人だから、日本人とポーランド人のハーフなんだよ。住んでいるのはカナダだけど。」と伝えました。

娘は「ふーん」と考えるような表情を浮かべながら聞いていました。
ポーランドのいとことの交流が、娘にとってとても良い影響を与えたのかもしれません。
でも以前は「私はポーランド人じゃない!」と強く否定して、泣いてしまったこともあったのに、今回はそんなこともなく、落ち着いた様子でした。

ポーランド人のいとこと一緒に過ごした時間が、娘の心に何か変化をもたらしたのかもしれません。
いとこと一緒に遊び、ポーランド語や英語を交えながら自然にコミュニケーションをとるうちに、自分の中に流れるポーランドの血を少しずつ受け入れることができるようになったのかな、と思いました。
私の心の中に、じんわりと温かいものが広がりました。
以前は泣いてまで否定していたのに、今はこうして自分から“ポーランド”という言葉を口にしている。
少しずつ、娘の中にポーランドの存在が根付いているのかなと思うと、なんだかとても嬉しかったです。

2018年の夏休み

娘と私はポーランドを再訪問して、娘はいとことポーランドの夏(7月)を満喫しました。
カナダに帰国する時、今度はいとこも一緒にカナダに連れてきて、カナダの夏(8月)を一緒に過ごしました。
娘(15歳)、いとこ(14歳)でした。

2024年

2024年の5月に、家族3人でポーランドを訪れました。
娘がいとこのアパートに滞在している間、
「ポーランド語がわからないママ(私)が、どうしていままでポーランドに住むいとこたちと交流を続けてきたのか」
を、いとこと話していたそうなんですね。
娘のイトコが私に「カナダとポーランドの間で交流ができるようにしてくれて、ありがとう。」と言ってくれたんです。
私がこれまで続けてきたことが、しっかりと意味があったんだと感じられて、すごく幸せな気持ちになりました。

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